第2回 くまっこ句会
2025年11月12日 14時40分一昨日、11日(木)の昼休みに2回目となる「くまっこ句会」を全校で行いました。
夏休みの作品から、9、10月に作った句の中から、10句を選び、全校で鑑賞し合い、最後に今日の一位句(キラリくまっこ賞)を決めます。
子どもたちがどんどん上達しているので、10句を選ぶのが大変でした。句会の前の日から、教室に10句を貼っておいてもらい、子どもたちは、自分の好きな句を見つけていました。誰が詠んだ俳句か、分からないようにするために名前も伏せています。
そして、手を挙げて、好きな句について発表します。全校の前で発表するのは、なかなか勇気のいることですが、自分の言葉で自由に発表しています。
緊張しながら、1年生もがんばって発表しました。
さすが、高学年は、しっかりと17音から情景や気持ちを読み取っていました。
そして最後に、挙手による投票です。句会を通して考えが変わってもかまいません。今、一番いいな~、好きだな~と思う俳句を選びます。投票は挙手で行います。
票が分かれ、なかなかの激戦でした。最後に、結果発表と同時に、誰の句かを発表します。これまで沈黙を貫いていた詠者の10人はずっとどきどきだったはずです。結果発表の時には、詠んだ子に説明や感想を前に出てしてもらいました。
では、ここで結果を紹介します。(表記をそろえるため、1年生も漢字にし、ふりがなを付けて句会をしています。)
【キラリくまっこ賞(一位句)】43票
「ひまわりと背くらべ対決つぎは勝つ」(1年生)
【二位句】24票
「つな引きは力ひとつに秋暑し」(4年生)
【三位句】16票
「ヤドカリが手の上くすぐる秋の浜」(5年生)
【がんばり賞】
「おこる角エイリアンの手カブトムシ」(1年生)
「秋の声どんどんふえる夜の九時」(2年生)
「夏万博地球のもけい胸はずむ」(3年生)
「バトンパス二位でつなぐ秋晴れと」(3年生)
「半額の焼きいも帰りに三百円」(5年生)
「きゅうりづけばあばの手作り食べすぎた」(6年生)
「祖母と見るガラス越しの水海月」(6年生)