第1回「くまっこ句会」
2025年7月11日 15時28分今日の業間は、校長訓話の時間ですが、5月から少しずつ始めた俳句作品がたくさん集まりましたので、初めての句会、「くまっこ句会」を行ってみました。
俳句は、作るだけでなく、友達の俳句をみんなで鑑賞し合い、味わい、学び合うこともできます。それが、句会です。
これまでの作品の中から、学年で1句ずつ代表として選び、6句を名前を伏せて、順も学年が分からないようにばらばらに並べて鑑賞します。
6句の中から、「好き!」「すてき!」「すばらしい!」「なるほど!」と思う俳句を1句選んで、思ったことをどんどん発表します。
「この俳句の〇〇が好きです。」「〇〇のところがぼくと同じです。」「冷たいっていうのが伝わります。」など自由に好きなところ、思ったことを発表しました。
発表した友達の意見を聞いて、最初に思っていたのと一番が変わってもいいのです。最後に、一人1句ずつ、「自分が選ぶ今日の一番句」を決めて、挙手をします。心苦しいところもありますが、その数で順位を決めます。
それでは、第1回「くまっこ句会」の結果です。
【きらりくまっこ賞(一位句)】
けん玉で大技決まる梅雨晴間(6年生)
【二位句】
背中おす夏の風ふく帰り道(3年生)
【三位句】
昼休み親子のへび雲夏の空(5年生)
【がんばり賞】
おべんとうからあげさいしょ夏の風(1年生)
チョコあじのアイスクリームひと口で(2年生)
ドリブルであい手をぬいて夏の風(4年生)
以上が、今日の結果でした。最後に、誰が作った句かを発表しながら、作った時の様子や気持ちを言ってもらいました。
初めての句会でしたが、友達の俳句のいいところを見つけて発表したり、自分の俳句について説明したり・・・と、全校で言葉について学び、楽しむことができました。今回は、20分と時間が短かったので、もっと発表したい子、聞きたいことがあったことと思います。また次回、第2回を楽しみにしてもらえるとうれしいです。