「ひっさん」の工夫
2022年11月15日 16時42分今週に入り、ぐっと寒さが増したように思います。⛄
11月も後半に突入し、この季節になると、いつも小学校2年生のときの勉強を思い出します。
そうです!! 算数で習う「九九」(かけ算)です!!
九九やかけ算の筆算、わり算の筆算は、今後ずっと使う、算数・数学の技能として身に付けておきたい基礎・基本になります。
そこで、九九の習得や筆算の習得の支援として行っているものをご紹介したいと思います。
①九九カードでの反復練習
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表に〇×〇(〇〇が)、裏に積(答え)が書いてある、オーソドックスな形です。(写真①)
これを、繰り返し巻き返し、練習します。各段を上から、下から、バラでなど、自由に組み合わせながら練習できて便利です。
声に出すと、音声情報として耳からも取り込まれるので、一石二鳥です。九九の習得・定着は、この反復練習がとても有効です。
お家でも、家族で競争したり、お風呂で唱えたり、おやつを数えるときに取り入れてみたりと、ぜひ生活の中で九九を唱える機会を設けてみてください。小学生の間に定着させた九九は、中学生になってからも必ず数学の基礎基本として役立ちます!
②筆算繰り上がり補助用紙
筆算で子どもたちがつまずくポイントは「九九の正確さ」だけではありません。もう一つ、大きな課題は「繰り上がり・繰り下がり」です!
例えば、かけ算の筆算。繰り上がった数をどこに書けばいいのか、迷う子どもはとても多いです。そこで、以下の写真のような用紙を使って、繰り上がりの数を正確に計算できるようにします。(写真②、③)
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これは、特別にこの用紙を使わなくても、ノートで書く場所を覚えれば、工夫の1つとして自分で取り入れることができます。(写真④)
筆算の繰り上がりが苦手なお子さんに、ぜひ試していただきたいひと工夫です。
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