書字の練習
2022年12月1日 17時02分冬がやってきました。
この季節になると、冬休みの宿題の準備を始めるのですが、思い出深いのは「書き初め」の準備です。
最近の子どもたちを見ていて感じるのは、書字活動に抵抗感をもっている子どもが多いということです。黒板を写すこと、筆で文字を書くこと、漢字の形を整えること。嫌だなぁと思う子どもは、以前よりも増えているように感じます。
パソコンが普及した今、もちろん、タイピングの練習をすることも大事ですが、やはり、自筆の文字を書く機会は、今後
生活していく上で欠かすことはできません。
そこで、すずらん教室では、アプリや水書シートを活用して、書字の練習に取り組んでもらっています。
定期的にノートの文字を見させてもらうのですが、以前よりも形の整った文字が書けるようになっている様子を見ると、やはり、どんなことでもやって無駄になることはないと感じますし、「継続は力なり」だなと実感します。
「苦手の克服」と表現すると、「嫌なことに立ち向かう」といった苦しいイメージをもつかもしれません。
しかし、「できるを増やす」と考えれば、それは喜びと自信につながると思います。
少しずつではありますが、できることが増やせる時間にしていけるよう、工夫していきたいと思います。