小さなことですが……。
2023年6月2日 14時35分今日は、学校が臨時休業になりました。
朝はどうなることかと思いましたが、無事に雨も収まり、一安心です。
さて、今日は、先日、6年生の授業に入らせていただいたときに感じたことです。
「ユニバーサルデザイン」という言葉がよく聞かれるようになって、もうしばらく経ちますが、
そのころから、教室の前側(黒板側)には、基本的に掲示物を貼らない、といったことが
当たり前になりました。視界にいろいろな掲示物が入ると、集中しにくい、といった考えのもと、
こうした取組がなされるようになりました。
この、いわゆる「シンプル・イズ・ベスト」な考え方は、学習面のいろいろなところに生かされる
ものだと、考えます。
例えば、机上の準備です。
学習の際、机に置いておくのは、基本的に4点セット(鉛筆、赤鉛筆or赤ペン、消しゴム、ものさし)です。
学習に必要なものだけ、使いやすい場所に準備します。
また、整然としたノートにするため、日付欄をつくる、ものさしを使って線を引く、日付やページを書く、
プリントはノートからはみ出さないように貼る……などに気を付けたいと思っています。
細かいなぁ、めんどくさいなぁ、と感じる子どもがいるかもしれません。
しかし、「シンプル」と少しの「こまやかさ」に気を付けるだけで、学習に向かう気持ちも整うように思います。
また、筆箱の中の鉛筆を削る、5~6本は持っておく、消しやすい消しゴムを使うなど、物理的に学習中のストレスを
減らす工夫も、いくつもあります。
「小さなこと」に「気が付く」ことで、学習に向かう姿勢を整えていけるよう、声掛けを続けていきたいと思います。