2年生と「ハッピー句会」
2025年12月23日 09時53分昨日の2時間目、2年生と句会を行いました。11月に6年生と行った句会は、「かがやき句会」でしたので、2年生のみんなと相談して、「ハッピー句会」と名付けました。
句会の仕方は、全校句会と同じように2年生18名の俳句を無記名で掲示し、誰の句か分からない状態で、自分の「す」きな句、まねしたい「す」ごい句、感動した「す」ばらしい句(「す」てきな句)・・・と3つの「す」のポイントで選びます。
手を挙げてどんどん推し句について語ります。
心の中では、もちろん自分の句が一番です。でも、自分の句以外で選ばなくてはいけません。自分の句がほめられると、にこりとしている姿もありました。
ほめ合った後は、投票です。予選でまず3つ選んでシールを貼ります。
そして、投票数の多い句を上に上げて、再びその句たちについて語り合います。
最後に決勝です。予選突破した句の中から、一句だけ選びます。
これで今日の結果が出ました。予選を通らなくても、決勝で選ばれなくてもくじないでほしいです。どれもいい句ばかりで、みんなが迷うくらいでした。
1~3位の句について、ここで詠み手を発表します。
今日の一位句(キラリハッピー賞)の句は、
「みどりから黄色になって赤紅葉」・・・葉の色の変化とともに季節が深まっていくのが感じられる、よく観察したんだなというのが分かる、たくさんの色が目に浮かぶ・・・と、たくさんの推しポイントを言ってもらいました。
一位句と二位句に選ばれた2年生に、詠んだ時の様子や気持ちを発表してもらいました。
同数で「二位句」は、2つありました。
「つなひきも一いとったよ秋の空」・・・「つなひきも」の「も」にうれしさがあふれています。
「白玉をたくさん投げた秋の空」・・・運動会の玉入れをがんばったことが、みんなの共通の思い出として思い出されたようです。
俳句の力がどんどんついてきている2年生。激戦でした。いい句ばかりで、選ぶのが大変でした。これからも楽しみながら作ってほしいです。他の学年にも、機会があったら句会をしに行かせてもらいたいと思っています。